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たった10日間の金メダル

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2006-02-26 06:12
真央に影響受けてトリノの女子フィギュア見てみたけど、なんつーかレベルの低いというか「なかったことにされそうな大会」ってことにされちゃいそうだなぁ〜。海外プレスの論調見てると悔しさからか「棚ぼた金メダル」ってのがメインだし(とくにアメリカ)、荒川にしても浅田に三連敗したままの銅あるいは入賞狙いをしてたことは間違いなさそうだし、コーチが山田真知子だったら伊藤みどりんときみたいにビンタ張られてたかもしれないなー。「こんなレベル・逃げの姿勢で恥ずかしくないのっ!」って(笑)。
2006-02-26 06:21
点数的にはなかなか面白くて、GPFんときの真央の189を3点上回って192での金だ。荒川って190以上とれるような選手だったけか?……本人が一番知ってると思うがな。銀のコーエンも二度すっころんでおいてGPフランス杯で浅田が勝ったときの182をなにげに上回る183。海外プレスから「トリノは銀メダル争い」と言われてたわけだが、ISUとしてはなんとかして「銀メダル争い」を払拭したかったわけだよな。それがSPんときの点数出しすぎに現れている。3-3も跳ばないで66点なんて、ありえなさすぎ(笑)。上位三人、6点ぐらい引くと正確な点数が出そうだな。荒川は186で金、コーエンは二度転んで177……こうして見ると、妥当な点数だなと思うのと同時に、つまらないオリンピックだったことも分かろうというもの。銀メダル争い払拭のための点数インフレ大会で、ジャンプ系の技術がお寒い限りの「記憶に残らない大会」ってことで、ファイナルアンサーだな。しかし、表彰台に上がってる連中が、GPシリーズで真央に負けてる連中だってのも、まぁ、笑うしかないわな。
2006-02-26 06:26
さて、もう少しでジュニア世界選手権なわけだが、われらが浅田真央は二連覇ってよりも四回転を決めることに主眼を置いているっぽい。荒川みたいに安全策講じての二連覇なんてのは価値がないと考えてんだろな。ジュニアとシニアの採点の仕方は同じらしいが、ジュニアのほうが要素数少なくなるのか? だとしても、GPF189の選手が、もし仮に安藤が跳ぶ跳ぶ詐欺で引っ張った「四回転サルコー」よりも難易度の高い四回転を成功させちまったならば、彼女のパーソナルベストを上乗せするしかあるまいな(笑)。190点後半、下手すると200点超えもあり得るってのが、もっぱらのウワサ。
2006-02-26 06:30
いずれにせよ、ジュニア世界選手権の審判団は、とっても重要な決断を迫られることになる。10日前に行われた白けたトリノを完全否定し新しい世界に踏み込むか、あるいは、ジャンプなんてのはどうでもいいから保守的な氷上バレエなお遊戯ごっこに戻ろうとするか。後者を選んだとするならば、浅田は今後勝ち続けるのは相当難しくなる。バンクーバーの金だって怪しいかもしれない。その代わりとして、女子フィギュアの世界は、停滞しっぱなしのお嬢様のお遊戯ごっこになってしまうだろうな(笑)。もし変革を望むとするならば、荒川にはかわいそうだが「たった10日間の金メダル」ってことになっちゃうのかもな。真央に193以上の点数がついたら、荒川は四連敗することになるんだろうし。
2006-02-26 06:34
その荒川は、ジュニアワールドの点数見て、直後の世界選手権に参加するかどうかを決めたりするのかな? 「銀メダル争い払拭のための6点上げ」ってのがなくなるから、正確に180点台が出そうだからなぁ、参加せずに引退して勝ち逃げ決め込むつもりだろう。ジュニアの点数いかんでは「負け逃げ」かもしれないんだが。
2006-02-26 06:36
こういうことを言いつつ、おらとしては荒川ファンでもあったんだよな。日本の女子フィギュアスケーターったら、村主とか恩田とか伊藤みどりとか、スタイル的にしょーもないのが多くて、動きも必然的にコマ踊りにしか見えない選手が多かった中、上背がある分、ダイナミックな動きでお遊戯組を圧倒していた荒川には、「お?」と思ったもんだったよ。なによりも攻める姿勢に好感がもてた。もし攻める姿勢が、ほんの少しでも残っているなら、来年の世界選手権に出場して、真央と一騎打ちやってみるんだな。海外プレスに「記憶に残らない金メダリスト」なんて言われまくってるんじゃ、恥ずかしすぎるだろ(笑)。
2006-02-26 06:53
しかし誰かが言ってたが、「今回の女子フィギュアはカーリングみたいだった」……言い得て妙だが、さすがにそこまで言ったらかわいそうだろ(笑)。少なくとも、おっかなびっくりでやたら助走の長いジャンプをするぐらいなら、プログラムからすべてのジャンプ外してほしいと思うんだよね。非常にみっともないんだよなぁ……。氷上バレエに徹する……それも一つの道だとは思うんだけどね。
2006-02-26 14:24
圧倒的な金メダル……最近であれば「世界新記録で金獲る」と言ってのけ、そのまま実現してしまった水泳の北島とかかなぁ〜。ああいうビッグマウスとその後の有言実行は海外でも高く評価されるわな。あとは、五輪・世界選手権の冨田。競技終えた海外の選手らが、冨田の演技を強い憧れと賞賛の目で見てて盛んに拍手贈ってたのも印象的だったよ。そういう意味では、隣になぜか城田露出させて(これだけでも拒否してれば…)、スルとコーエンの結果待ちを全員ニヤけながら見てたってのも、ちょいと残念。「金は素直に嬉しい。しかし、スケートの一ファンとしては、スルとコーエンがノーミスで演技して欲しかった」と言ってのけてたら、好感度は上がってたかもしれないな。海外でも「棚ボタ金メダル」と揶揄されることも少なかったろう。そう、ようやくキーワード的なフレーズを思いついたよ。「今回の荒川の金は日本人としての武士道に反している」(笑)。
2006-02-26 14:39
まぁ愚痴ってても仕方ないので、いつものように前向きな提言をば。ジュニア世界選手権の審判団は、フィギュアスケートの未来を案じてほしい。あとジャンプ飛ばない連中はシングルに出すべきじゃない。あるいはジャンル増やして「氷上バレエ」とかやっていてほしい。いまの採点方法だとジャンプをミスったときのマイナス点がキツいので、誰もまともにジャンプに挑戦していないと聞き及ぶ。であるならば、積極的にジャンプに挑戦していないような選手には「教育的指導」として、ジャンプをミスったときと同じぐらいの減点を課するべきだな。「ジャンプだけがスケートじゃない」派は、ジャンプと他の要素の点数が同じになるように末永く運動していればいい。でなければ「氷上バレエ」のほうに移って、思う存分「表現力」だの「芸術点」だのを追求していればいい。スポーツの表現力というのは、身体全体を使った流れとしての表現力である。技術の粋を追求していった結果として、瞬間瞬間を輪切りにしてみると、すべてがアートだというような具合。「徹底した機能美の追及はデザイナーが裏に隠れる」ケースと、「デザイナーの自己マン的な水戸黄門的で安直な露出」ぐらいの違いはあるな(笑)。
2006-02-26 14:48
真央のカルメンをコマ送りで見てみるといい。最初から最後まで、すべてのコマが絶妙に美しい。薄い筋肉・背筋・腹筋・柔らかいヒザとそのバネが天賦の骨格をほぼ完璧に制御し、伸びるべきシーンでは必ずピーンと伸びている。器械体操かじってたおらが言うんだから間違いない(笑)。「ジャンプ以外は休んでいます」なんてのは、大嘘でね、真央のフライングキャメルのジャンプの瞬間なんてのは、男でもできないぐらいのレベルの高さなのであった。まぁしかし、真央のあの骨格は反則に近いな。細い頭、広い肩幅、上向きだが汚くはないいかり肩、極端に低い座高、伸びやかな大腿骨、長い首、男の子のように大きい手足。黒人とか日系三世的な骨格だよな、あれ。とくに強い背筋が尻をギュっと持ち上げているので、日本人特有のタレケツにはなりにくい。首の骨に乗っている頭蓋骨のつき方も、ふつうの日本人よりかは若干後ろで接着している。肌の色に関係なく、リンクの上に立って静止し姿勢を正しただけで、白人至上主義なルールでも芸術点がついちゃうような骨格だ。技術や才能以前の問題で、荒川でなくても同じ大会に出るのは嫌だろうなぁ。とくに国外大会では。「骨格学」ってのがあるとして、その専門家であるなら、標本をほしがるんじゃないだろうか(笑)。
2006-02-26 15:06
まぁ、なんだかんだいって、「トリノで真央を見たかった」……これのみにつきますな。
2006-02-27 07:25
かわいそうだったのがスルツカヤで、フリー前にリンクに立った彼女を見た瞬間に「こりゃダメだ」と分かるような絶不調ぶり。血液を牛乳瓶3本ぐらい抜いてきたんじゃないかつーぐらい血の気がなかった。シンボルのカッペタンも青白い顔では痛々しすぎ。持病のこともあるんだろうが、ドクターがよく演技するのを許可したもんだな。誰かに一服盛られたりしてないだろうな(おいおい)。その内容は、GPFのSPで失敗し、FSで取り戻しにきたときのような迫力が一切なかった。スピードもなかったし、まったくの別人でしたな。そんな中でもジャンプ前に踏み切り足でクルクルしたり難しそうなこと試みていたみたいだが、結果はあの通り。彼女に限らないが、「女王=五輪の覇者」ってことではないみたいだね。
2006-02-27 07:31
今回は2ちゃんねるのスケート板ってのをつぶさに観察することができました。専門板ってのはその道のオタクらの集まりで、異様に客観データに強くて、下手すると専門家として金稼いでいる連中よりも、情報の精度が高かったりするので、こういうときは重宝する。例えば、鉄道オタクな連中は、鉄道全般に対する愛情があふれていることも、よく分かる。ウォッチした限りでは、スケート板の場合は、「フィギュアスケート全般に対する愛情」ではなく、「特定のスケーターに対する狂信的な愛情」が優先・大前提になってしまっている感じだったな。だから、バイアスかかりまくりで、客観的な情報の精度ってのものに期待できない感じ。「ひかり」と「のぞみ」の愛好者同士が延々と言い争いしてるなんて、想像できないでしょ?(笑)。悪く言えば、贔屓の引き倒し的な有職故実合戦という感じだったかな。宝塚の愛好家らを見ているようで、さすがに辛いのであった。
2006-02-27 07:59
今回のトリノの悲劇は、やっぱり誰が金をとったとしても、「ところで浅田真央選手は……」と必ず真央のこととセットになっちゃってるってことだよな。年齢制限も、アメリカのタラなんとかが特例で出て金とった直後にいきなりプロになっちまったもんだから、興行主のISUが怒ったからだと聞き及ぶ。医学的見地とはよくホザいたもんだよな。年齢制限ではなく、「五輪の金メダリストはメダル獲得後次の大会までプロになるのを禁止するよん」と、正しく規定しておけばいいだけの話だな(笑)。まぁ、そんな話はどうでもようて、特例で出たタラなんたらとは比べ物にならないほど、真央の演技は「大人」ではあるな。「少女っぽいクララ」を正確に演じきることができるぐらいに大人だよ。直前のジュニアワールドの覇者とグランプリファイナルの覇者は、当該国の参加枠に関係なく無条件で五輪に参加できる資格がある……とでもしておけば文句でないんだろうがな。所詮「興行」でしかないんだから、なんで「反興行」的なことをやっているのか意味不明なのだった。真央が出ていさえすれば、彼女が勝とうが負けようが、「近来稀にみるつまらない女子フィギュア大会だった」と言うプレスは皆無だったろう。みんな真央が見たかったのさ(笑)。